もみじ l 妊娠出産メディア編集長 l 切迫早産で3ヶ月自宅安静、3歳児の母 l マタニティケアラー資格取得 l SNSフォロワー1,000人超え
妊娠中期に入り「安定期」と呼ばれる時期になりました。妊婦生活にも少しずつなれてきたと感じるママもいるでしょう。妊娠5ヶ月の赤ちゃんの様子やママの体の変化について解説していきます。
母体からの血液検査のみで胎児の染色体疾患について分かると話題の新型出生前診断(NIPT)。検査費用とサポートの手厚さのバランスがとれているのがミネルバクリニック。
第3世代スーパーNIPTを国内で唯一扱っていることに加え、陽性になった方には全員院長の携帯電話番号をお伝えして24時間連絡がとれるようにしているという手厚さ。
国内トップクラスのクリニックにも関わらず、検査費用は17.6万円(税込)~と良心的です。
多くの医療施設は妊娠15週までを検査期間としていますが、ミネルバクリニックでは対象期間を定めていません。
妊娠16週
赤ちゃんの大きさはまだ10センチほどですが、この時期は足など体の筋肉が発達していきます。胎盤も完成し、羊水の中では全身を使い自由に動いています。羊水を飲み込んでおしっことして出すこともしています。まだこんな小さくても生まれた時に備えていろんな動作の練習をしているんですね。また、エコーの際に外性器がみえると性別が判断できることもあります。お医者さんが知りたいか聞いてくれる場合もあります。生まれるまで知らせないでくださいというママもいるので、そういう場合はお医者さんに伝えておくといいですね。
妊娠17週
ママの体つきもふっくらし子宮はますます大きくなります。もしかしたら胎動を感じ始める人もいます。羊水の中でぐるんと回転したり、指しゃぶりをしている瞬間をエコーでみたりすることもできます。体の体温を保つために産毛やまつげなど体の毛も少しずつ生えてきます。
妊娠18週
この頃の赤ちゃんは消化器官ができあがってきて、胎便が作られるようにる時期です。生まれてから初めての黒っぽいうんちがこの胎便です。少しびっくりするような色かもしれませが、母乳やミルクを飲み始めるので自然となくなっていきます。18週からは「胎児発育曲線」を目安に赤ちゃんの体の大きさなど成長のペースをみていきます。妊婦検診の際、産婦人科のエコー検査で体重・身長を測定してもらえます。赤ちゃんそれぞれ大きさにも個人差があり、エコーでの推定体重や身長なども若干の誤差が出ます。診察でお医者さんから特に問題ないということであれば、あまり心配はいらないでしょう。
妊娠19週
男の子も女の子の赤ちゃんもこの時期もうすでに生殖器官が完成していて、女の子は「原始卵胞」、男の子は「精巣」ができています。生まれる前なのにすでに次の命への準備がされているんですね。また「胎脂」と呼ばれる脂のクリームが作り始められます。羊水の中で赤ちゃんの皮膚を守る役目があり、出産の際にはほとんどなくなっています。皮膚だけでなく体つきもふっくら皮下脂肪がつきはじめて、爪も伸びてきます。生まれてすぐなのに、爪がすごく伸びていると驚くママもいるそうです。
妊娠5ヶ月(16週~19週)で起こりやすいマイナートラブルは?
下着やいつもの服がきつくなってくる
ママは赤ちゃんへの授乳に備えて乳腺が発達してきます。そのためバストサイズが大きくなってくるママも増えます。妊娠中に乳頭から分泌物がでることもあります。やさしく拭き清潔にして、気になる場合は母乳パッドなどつけて過ごしましょう。
鼻詰まりが増え鼻血がでやすくなる
血流量がふえ、粘膜が充血したような状態になることがあり、鼻炎のような鼻詰まりが起こることもあります。個人差はありますが、ちょっとした刺激ですぐに鼻血が出てしまうこともあるので注意しましょう。
めまい、ふらつきが起こりやすくなる
妊娠中のママは血流が増えることにより、めまいやふらつきを感じる人も多いです。体重も少しずつ増加して、お腹も大きくなってきています。動きをゆっくりするように意識して、日常生活でもケガなどないように気をつけましょう。
むくみ
妊娠中を通してむくみが気になるママは多いです。妊娠中と体重の増加で普段はあまりむくみを感じないママでも妊娠中はすごかったという話も聞きます。クッションなど使って足を上げたり、足湯などでむくみの症状を和らげましょう。
下腹部の痛み
お腹が大きくなるということは子宮が妊娠前より大きくなっているということです。子宮をささえる円靱帯が伸び引っ張られることで下腹部に痛みを感じる場合があります。動いた時に痛みを感じやすいので、少し休んでから動作しましょう。またそれ以上の激痛や不正出血などある場合は何か別の原因かもしれないのでいつもと違うと感じたらかかりつけのお医者さんに相談してみましょう。
妊娠5ヶ月(16週~19週)の過ごし方と気を付けたいポイント
いわゆる「安定期」と呼ばれる妊娠中期はつわりがおさまったり、お腹もまだ比較的大きくならないため過ごしやすいママが多い時期です。また赤ちゃんは胎盤がほぼ完成する時期です。どんなふうに過ごしたらいいか、また気を付けたいポイントをいくつかご紹介します。
食事の管理・栄養バランス
赤ちゃんのためにも妊娠中に体重が増え過ぎると妊娠中毒症などリクスが高まります。急激な体重の増えすぎには気をつけましょう。
適度な運動
無理はせず自分のペースで 動けるからといって激しい運動はNGです。体を動かせるママはゆったりウォーキングしたり、買い物のついでに散歩したり無理せずできる運動を心がけましょう。
体を締め付けないゆとりのある服装やヒールのない靴で過ごす
今はマタニティ服やマタニティインナーもたくさんあります。産後も使用できるものもあるので、好みのものを見つけてみましょう。つわりやマイナートラブルが続いているママは無理せず過ごしましょう。
母親学級(マタニティクラス)や両親学級に参加
産婦人科で行われている母親学級や両親学級で妊娠中から出産後の赤ちゃんのお世話の仕方など学べます。妊婦検診の時に案内されたりするので、参加したい場合は助産師さんに聞いてみましょう。
・戌の日の安産祈願 大体妊娠5ヶ月頃を目安に安産祈願に行くママもいます。大安などの縁起のいい日だと祈願や参拝客で混む可能性もあります。あくまでもママの体調優先で行いましょう。移動がつらかったり体調が優れない場合もこの時期でないといけないと決まっているわけではありませんので、タイミングがいい時に行きましょう。
いかがでしたか?
体調が落ち着いているママは比較的動きやすい時期だと思います。今のうちにできることを十分満喫しておいてもいいですね。無理は禁物ですが、ママのしたいことがあれば動きやすい今の時期にしてみるといいですね。