認可・無認可の違い

NIPT検査をする病院・施設の選び方!認可・無認可(認可外)の違いって何?

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こんにちは!編集長のもみじです!

もみじ l 妊娠出産メディア編集長 l 切迫早産で3ヶ月自宅安静、3歳児の母 l マタニティケアラー資格取得 l SNSフォロワー1,000人超え

新型出生前診断(NIPT)を行える病院・施設が増えてきています。急激に拡大しているからこそどうやって施設選びを進めればよいか迷ってしまいますね。

多くの医療施設ではNIPTは受けられる期間が決まっています。もし受検を検討しているようであれば、早めに医療施設を選ぶ必要があります。

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病院・施設はなぜ選ぶ?

NIPT検査を受けるのに、どうして病院・施設を選ぶ必要があるのでしょうか?

サポート体制が違うから

それは、病院・施設ごとに特徴があったり、サポート体制が違うからです。一番分かりやすい違いは金額です。

現在、日本ではNIPTは保険適用外の検査となっているため、受検する病院・施設によって金額が異なります。

もちろん、それぞれの病院・施設によって特徴があっての金額の違いにはなってくるのですが、安易に金額が安いところを選んでしまい、妊婦自身が求めるサービスが受けられなければ意味がありません。

NIPT自体は非確定検査です。

万が一陽性となった場合、確定検査である羊水検査を検討される方も多くいらっしゃいます。羊水検査を受けられる期間は妊娠18週または19週までの病院やクリニックが多いため、NIPTの結果が届く期間を加味するとNIPT検査を妊娠16週までに受検をされることをおすすめします。

なるべく早めにリサーチして、求めるサービスが受けられるところを探せるといいですね。

認可施設と無認可施設(認可外施設)の違いは何?

日本医学会による認可を受けているか

NIPTを受けられる病院・施設には、認可施設と無認可施設(認可外施設)があります。違いは、「日本医学会」による認可を受けているか否かという点にあります。

日本医学会が認定を与えるためには複数項目にわたる条件が制定されています。

  • 出生前検査に十分な知識と診療経験がある医師がいること。
  • 検査前、検査後に十分なカウンセリングが行われる体制が整えられていること。
  • 検査後、妊婦の希望についてフォローできる体制があること。
  • 検査後、分娩に至るまでフォローできること。
  • 出生後、医療ケアを行う体制があること。

つまり、検査前から検査後、妊娠中断、分娩、分娩後までフォローできると判断されて初めて認可施設と認められるわけなのです。

認可施設・無認可施設(認可外施設)のメリット・デメリット

認可施設メリット

安心感

日本医学会により提示された様々な条件を満たす認可施設でNIPTを受けることの最大のメリットは安心感ではないでしょうか。

検査前はもちろん、検査で陽性反応があった場合でもカウンセリングを受けられる体制がある。妊娠継続を判断するにおいて必要なフォローが受けられる。分娩後も、医療ケアが必要な場合には、必要なケアが提供できる環境にある。

どんな事態になったとしても、バックアップしてくれるというのは心強いですよね。また、認可施設のほとんどは大学病院です。他の診療科との連携ができることを考えると何度も病院選びをしなくてよい、というのもメリットかもしれません。

認可施設デメリット

受検条件がある

では、認可施設を選ぶことのデメリットはどんなことでしょうか。まず第一に、NIPTを受けられる対象の妊婦が限られるということです。認可施設で検査を受けられる妊婦は

  • 胎児超音波検査や母体血清マーカー検査で、胎児が染色体異常を有する可能性があると指摘された
  • 染色体数的異常を有する子供を妊娠、または出産した既往がある
  • 両親のいずれかが均衡法ロバートソン転座(染色体異常の一種)を有し、遺伝による染色体異常症の可能性がある

以上三項目のどれかに当てはまらなければなりません。ですから、希望すれば受けられるということではないのです。また、紹介状が必要であったり、パートナー同伴でないと受けられない。施設によって予約が取りづらい。などといった細かい制約が発生するのも認可施設を選ぶデメリットであると言えるでしょう。

比較的検査費用が高額

そして、保険外診療であるNIPT検査は、無認可施設より認可施設の方が金額が高い傾向にあります。充実したサポートを提供する体制が、金額面に表れているということを押さえておきましょう。

無認可施設メリット

誰でも検査受検が可能

日本医学会の認可を受けていない無認可施設を選ぶメリットはどういったものがあるでしょうか。無認可施設の最大のメリットは検査を受けるための制限がないことだと言えると思います。

認可施設の検査のように複雑な条件が課せられることがないので、希望すれば誰でも受けられます。妊婦自身が望めば検査を受けられるため、夫婦で来院する必要も医師の紹介状も不要ですの。条件が合う場所が見つかれば、いつでも検査を受けられるというのは嬉しいですね。また認可施設でのNIPTは以下の項目のみ検査可能です。

  • 21トリソミー(ダウン症)
  • 18トリソミー(エドワーズ症候群)
  • 13トリソミー(パトウ症候群)

無認可施設であれば、施設によって受けられる検査に差はあるものの、微小欠失検査や全染色体検査など多岐にわたる検査を実施することができます。21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーに比べれば他の染色体異常が発生する可能性は低くなりますが、ゼロではありません。

広範囲にわたって検査を受けたい方には無認可施設をあえて選ぶことも視野に入るのではないでしょうか。

無認可施設デメリット

サポート体制に差がある

無認可施設を選ぶことのデメリットは選ぶ施設によってサポート体制に差があることだと言えます。特に、万が一NIPTで陽性が出た場合のサポートは、日本医学会が認定した認可施設の方がやはり優れている場合が多いです。

NIPTで陽性となった場合、確定検査として「羊水検査」が必要となります。羊水検査は、母体のお腹に針を刺して羊水を採取。羊水を検査することで胎児の染色体に異常がないかを調べる検査です。

陽性後の対応

認可施設であれば羊水検査を行えることは必須であり、その後確定診断が出た後も遺伝カウンセリングを受けられるほか、妊婦が妊娠継続を望むのか、中断するのかの判断をサポートできる体制が整っています。

しかし、無認可施設は必ずしも遺伝カウンセリングの体制が整えられていなかったり、確定検査を受けられなかったりと、もしも陽性になってしまった後の諸手続きに手間がかかる可能性があります。無認可施設を選ぶ際には、そういったNIPT後のサポートについてもよく調べて選ぶ必要がありそうですね。

後悔のないマタニティライフを送りましょう

いかがでしたか?NIPTを行える病院・施設についてイメージはつきましたでしょうか。日本医学会による認定を受けた認可施設、認定がない無認可施設ともに、それぞれメリット、デメリットがあり、個々の状況に応じて必要な施設を選ぶことが大事かと思います。自身と赤ちゃんに関わることですので、後悔がない選択ができるよう情報収集をしていきたいですね。

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