平石クリニック

平石クリニックと愛育クリニック、NIPT検査をするならどちらがおすすめ?

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こんにちは!編集長のもみじです!

もみじ l 妊娠出産メディア編集長 l 切迫早産で3ヶ月自宅安静、3歳児の母 l マタニティケアラー資格取得 l SNSフォロワー1,000人超え

2013年の新型出生前診断(NIPT)開始以降、妊娠中の多くのご家族がNIPTを利用して出生前診断をされており、受診者数は右肩上がりに増加しています。

今回はNIPTの検査が可能なクリニックの中でも平石クリニックと愛育クリニックを比較しました。

検査プランを比較

もみじ編集長
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平石クリニックは検査プランが豊富!

平石クリニック

平石クリニックには3つのプランが用意されています。

  • (Aプラン)基本検査:3つのトリソミー(13,18,21)、性別判定、性染色体検査
  • (Bプラン)全染色体検査:全トリソミー検査(1~22)、性別判定、性染色体検査
  • (Cプラン)微小欠失検査:全トリソミー検査(1~22)、性別判定、性染色体検査、微小欠失検査

平石クリニックの検査対象者は妊娠6週以降の単胎妊娠と、一部の双胎妊娠の方です。年齢制限やパートナーが一緒でなければいけない、といった制限はありません。高齢出産などで年齢を気にされている方や様々な事情でパートナーが同伴できない場合には嬉しい条件ですね。

さらに、NIPTの検査をするために最新機種を導入し、国内の検査機関で高精度で実施してくれる点が大きな強みと言えますね。

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愛育クリニック

愛育クリニックではプランは1つのみで、3種(13,18,21)のトリソミー検査のみに対応しています。他にオプションがいくつか用意されており、以下検査の追加が可能です。

  1. 胎児ドック
  2. 赤ちゃんの心拍チェック

①は妊娠外来などで「NT(首の後ろに厚みがある)」と言われたことがある方におすすめです。NIPTはDNA情報の異常しか検査できませんから、精密超音波検査を目視で行うことで、外見上の異常も検査できるという点でメリットがあります。

同院では12週を目処に検査するようおすすめしています。一部の双胎妊娠の方も検査できる点、年齢制限や夫婦同伴などの条件は設けられていない点は平石クリニックと同様です。

3種のNIPT検査を検査希望なら

検査費用を比較

もみじ編集長
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検査費用だけをみると愛育クリニックに軍配!

平石クリニック

検査費用は(A)198,000円(税込)(B)231,000円(税込)(C)253,000円(税込)となっています。一般平均的な相場ですが、NIPT検査で陽性だった場合の羊水検査費用(15~20万円程度が相場)が含まれていることは大きなポイントです。

愛育クリニック

総額費用は120,000円(税込)です。オプションは以下の費用となります。

  • 胎児ドック(同日/後精密超音波)10,000円
  • 赤ちゃんの心拍チェック2,000円

すべてを追加した場合、132,000円ですから、平石クリニックよりも多少安く検査ができるようです。しかし愛育クリニックには検査陽性時の羊水検査費用は含まれていないため注意が必要です。

そもそも検査項目が大幅に違うということを忘れてはいけません。愛育クリニックは3つのトリソミーのみの検査費用となります。

フォロー体制を比較

もみじ編集長
もみじ編集長

平石クリニックは羊水検査費用が病院負担、愛育クリニックは人口妊娠中絶へも対応可!

平石クリニック

羊水検査費用

平石クリニックは陽性になったときに羊水を調べる費用が検査プランの料金に含まれており、愛育クリニックと比較した大きなポイントです。

クリニックによっては羊水検査を行う場合に実費で追加負担が必要な場合もある中でこの点は、金銭面で心強いですね。仮に検査結果の数値がうまく出ず、再検査となった場合であっても追加費用は必要ありません。

満足度の高さ

また、平石クリニックはなんといっても外部の調査機関が出した顧客満足度で96%を誇っているという点が大きな特徴ですね。

多くの妊婦さんがNIPTの検査に満足されていますから、検査結果の情報提供の丁寧さや先生のお人柄についても期待を持って間違いないですね。特に、NIPT検査と同じくらい重視すべき遺伝カウンセラーとの面談も追加の費用なしにできます。ご家族の不安や悩み事を気軽に相談できる点は人生に多くはない貴重なライフイベントをともに寄り添うクリニックとして十分期待が持てそうですね。

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愛育クリニック

羊水検査費用

愛育クリニックでは検査をしたら陽性だったときに実施する確定診断のための羊水を調べる費用の負担がないため、実費でこの費用を負担する必要があります。ただし、当クリニックでは羊水検査の医療施設が提携先(愛育クリニック(南麻布))にありますので、クリニックを自ら選ぶ手間は省けそうです。

人口妊娠中絶も対応可

また、妊娠中絶を行う場合に当クリニックで処置することも可能です。NIPTが確定検査ではないため、羊水検査が別途必要にはなるものの、万が一の場合に備えたアフターサポートとしてこのような選択できると安心かもしれません。

3種のNIPT検査を検査希望なら

来院回数を比較

もみじ編集長
もみじ編集長

来院回数はどちらも最低一回!

平石クリニック

平石クリニックの受検の大きな流れは以下となっております。

  1. 平石クリニックのWEBページから予約
  2. 来院し血液検査
  3. 検査結果の通知(検査日から最短6日後)

したがって、来院回数は1度で済むようですから楽ちんですね。また、当クリニックは全国に60箇所の提携施設がありますので、提携院で採血をすることも可能です。

口コミやこうした紹介サイトで興味をもったが、地理的にアクセスできない場所にいらっしゃる場合もあるかもしれません。提携施設を利用すれば平石クリニックで検査ができることは嬉しいポイントですね。

平石クリニックの早期NIPTで2回検査を受ける場合は2回来院が必要です。

愛育クリニック

愛育クリニックも平石と同様に一度の来院で済むようです。

ただ来院する前に、動画をみたりや事前のアンケート回答が必要です。気軽にNIPTを受ける方はいらっしゃらないとは思いますが、事前課題があることにネガティブな印象を抱く方もいらっしゃるかもしれません。

また、血液を採ってから結果通知までは営業日換算で4~9日後程度要します。仮に陽性診断、あるいは判定保留となった場合は、医師から直接お電話にて連絡が来るようですがそれ以外はオンラインでの結果説明を受けることも可能です。

認可・無認可を比較

もみじ編集長
もみじ編集長

平石クリニックは無認可、愛育クリニックは認可!

平石クリニック

平石クリニックは無認可施設に位置づけられます。無認可と聞くとネガティブな印象を抱きがちですが、公的な認定基準を満たさない代わりに、多種多様な個性を打ち出すことができます。

これまでに説明した通り、平石クリニックが様々なサービスを提供できるのも無認可施設ならの特徴といえますね。

認可施設であれば学会が定めた基準を満たす施設となりますのでどのクリニックでも一定のサービスを受けることができます。無認可ではクリニックにより多少の当たり外れがあります。とはいえ、平石クリニックについては手厚いアフターサポートや顧客満足度も高いため、デメリットといったものは見当たらなさそうですね。

愛育クリニック

愛育クリニックは日本医学会が決めた厳しい基準を満たす認定(認可)施設です。認可施設では検査することができる項目が予め決まっており、3種のトリソミー検査のみ行うことができます。

認可施設の最大の特徴といえば、様々な基準を満たすことで統一された品質のもと、サービスを受けることができる点です。NIPTを受ける側の立場として、クリニック選びによる当たり外れといったリスクが一切なく、安心感を買うことができるのは嬉しいポイントですね。

一方で、無認可施設のように利用者のニーズを汲んだ、ユニークな特徴やサービスはありませんのでその点を求める場合は少々不満足となるかもしれません。また検査可能週数が定められていたり、パートナーの同意が必要などやや厳しい制約があります。

総合的に見てどちらがおすすめ?

愛育病院は妊娠外来を持つ医療施設としてNIPTをオプショナルサービスとして提供していますので、当院で出産予定の方はNIPTも検査することで様々な恩恵を受けられるかと思います。それ以外の方については、これまでに説明した様々なポイントを総合的に踏まえると、平石クリニックの方がおすすめです。

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NIPT検査とは

低リスク、高精度な唯一の検査

そもそもNIPT検査とは何を意味しているのでしょうか。

NIPTとは非侵襲的出生前遺伝学的検査(Non-Invasive Prenatal genetic Testing)の略です。母親の血液を採取し、DNA情報から生まれてくる赤ちゃんの染色体疾患を検査します。

NIPTには大きな利点があり、低リスクで高精度に診断ができる唯一の検査といえます!

例えば、NIPTは血液採取で検査を受けることができますから、検査をすることによる赤ちゃんへの影響(流産や死産のリスク)は限りなく0に近いと考えることができます。

羊水検査の場合

NIPTで陽性診断を受けた場合に実施が推奨されている羊水検査では、母親の羊水を採取し検査をします。血液を採ることとは大きく異なり、物理的に母親の身体の中に器具を入れ、そして検査のための羊水を採取するためどうしても子宮や胎盤へのダメージや影響があります。

ご自身が高齢だったり、過去に流産、死産を経験される方であれば、ぜひとも避けたいところですよね。

NIPT検査はスクリーニング検査

NIPTであれば血液を採ることだけで検査ができますので検査を受ける側の精神的なストレスはなく、低リスクで検査を受けることができます。ただ、NIPTはスクリーニング検査といわれています。スクリーニングとは「フィルタリング」や「ふるい分け」と言い換えることができますが、あくまで診断を確定する前に行う一次的な検査となります。

一次的な検査といいつつも、NIPTの検査精度は99%と、100%に近い実績を誇る正確性です。多くのご家族がわざわざ流産のリスクが高い羊水検査を行わずにNIPTを受ける一番の理由がここにあるのです。

まとめ

この記事では平石クリニックと愛育クリニックについて比較してみました。それぞれのメリット、デメリットがありますが総合的には平石クリニックが良さそうに思えますので興味を持った方はぜひNIPTの検査をご検討なさってください。

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