もみじ l 妊娠出産メディア編集長 l 切迫早産で3ヶ月自宅安静、3歳児の母 l マタニティケアラー資格取得 l SNSフォロワー1,000人超え
生理がこない…となったとき、脳裏をよぎるのが「妊娠」という単語ではないでしょうか。ここでは妊娠1ヶ月(1週~3週)の状態について解説していきます。
母体からの血液検査のみで胎児の染色体疾患について分かると話題の新型出生前診断(NIPT)。検査費用とサポートの手厚さのバランスがとれているのがミネルバクリニック。
第3世代スーパーNIPTを国内で唯一扱っていることに加え、陽性になった方には全員院長の携帯電話番号をお伝えして24時間連絡がとれるようにしているという手厚さ。
国内トップクラスのクリニックにも関わらず、検査費用は17.6万円(税込)~と良心的です。
妊娠1週
この頃は生理後の時期を指します。
妊娠0週0日とは着床前の最終月経の開始日を指します。そのためこの時期が1週間目となります。つまり月経がある女性は毎月妊娠0週0日を経験していることとなります。何だか不思議な気持ちですね。また生理後1週~2週頃が妊娠の確率が高まるとされています。具体的には月経開始日を1日目として11~16日頃が排卵日とされていますので、排卵日約3日前~1日後です。妊娠を考え始めたらまずはタイミング法から始めましょう。
この頃の母体の変化としては
・基礎体温が上がる
・おりもののような出血がある
・眠気やだるさを感じる、
といった症状が現れる方もいるようです。
妊娠2週
このタイミングで精子と卵子が出会うと、受精卵が作られます。受精卵(赤ちゃん)が子宮に到達し着床するのは、受精から約1週間後(妊娠3週)です。理科の授業などで細胞分裂について学んだかと思いますが、実際に自分のお腹の中で受精卵が育っていくと思うと何だか不思議な感覚ですね。
妊娠3週
受精卵が子宮に到達し子宮粘膜に着床することで妊娠の成立が認められます。人によってはズキズキした痛みの「着床痛」があったという人も。医学的根拠があるものではありませんが、先輩ママの中には、生理痛の痛みとは異なるチクチクやピリピリとした痛み、ズキンと重くのしかかるような痛みを感じている方もいます。
妊娠かも?と思ったら確認したいチェック項目
次の月経が始まらない
毎月一定の周期で月経がある方がなかなか月経がこない、という場合は妊娠の可能性があります。ただストレスから遅れているという場合もあるので必ずしも妊娠しているとは言い切れないようです。
基礎体温が高い
妊娠を希望されている方であれば起床時に舌下体温を測っているという方も多いのではないでしょうか。基礎体温が下がらず高温期が続くようであれば妊娠の可能性があります。体は正直だなと妙に感心してしまう基礎体温。まだつけていないという方がいましたらこれを機に一度つけてみることをおすすめします。
メンタル面での不調
つわりの時期に理由はなくとも気分が落ち込んでしまう、いつものペースが保てないという方も多くいます。病は気からという言葉があるものの、気持ちだけではどうにもならないのが妊娠です。気分がふさぎ込みがちのときは無理をせず、パートナーや周りの方を頼ってみてくださいね。
妊娠初期からはじまり出産後にも多く悩まされることの多い便秘。女性ホルモンの影響で腸の運動を低下させることが理由としてありますが、食生活に気を付けるなどすることで一定の効果が見込めます。昨今は働いている女性も多いと思いますが、妊娠するとご自身だけの体ではありません。忙しい中でも少しずつ食生活に気を付けてみてください。またつわりによる水分不足や運動量の低下により便秘が引き起こされることもあるようです。身体が辛いときは無理せず、気分転換をしながらご自身の身体と向き合ってくださいね。
便秘
女性ホルモンの変化からにきびや吹き出物が突然できるということもあるようです。にきび治療には内服薬と外服薬(塗り薬)がありますが、内服薬には特に注意が必要です。薬によっては妊娠中の服薬ができないものもあります。必ず皮膚科の方と相談して使用するようにしましょう。
にきびや吹き出物が出る
妊娠中のにきびの相談は産婦人科か皮膚科かと迷われることもあるかと思いますがおすすめは皮膚科です。今はクリニックに行かずとも薬がもらえるオンライン診療というサービスもあります。産婦人科で相談もできますが、ただでさえ不安で分からないことが多いため、ご自身の体調のことやお腹の中の赤ちゃんの質問をすることが精一杯で、にきびのことを相談する余裕がないのが現状です。その点皮膚科医とのオンライン診療であれば外出する必要もなく専門医と相談をすることができます。一人のお母さんである前に一人の美しい女性でありたい。女性であればそう思うのは自然なことではないでしょうか。
妊娠1ヶ月(1週~3週)の過ごし方と気を付けたいポイント
妊娠検査薬を使用しても反応が出ず、本人でさえ妊娠しているか分からない時期です。しかし自覚がなくとも妊娠3週には妊娠が成立していますので、喫煙と飲酒にはくれぐれも注意しましょう。また薬を服用している方は妊娠4週以降は注意が必要です。市販品の多くは問題ないとされているものの、一概に大丈夫とも言い切れないからです。通院される際は妊娠の可能性がある旨をしっかり説明し、薬の服用についても配慮してくださいね。
またこの頃から葉酸を摂取することが産婦人科学会からも推奨されています。脳、神経管、心臓などの重要な臓器が形成される時期ですので妊娠が判明する前から意識して摂取することがおすすめです。葉酸は食べ物から摂取しようと思うと難しい栄養素です。また毎日となると億劫と思われる方もいると思います。そんな方はサプリメントを活用してみてくださいね。
いかがでしたか?
今回は妊娠1ヶ月(1週~3週)の過ごし方とポイントについてご説明しました。妊娠すると分からないことだらけですよね。しっかり情報収集をして素敵なマタニティライフにしてくださいね。