もみじ l 妊娠出産メディア編集長 l 切迫早産で3ヶ月自宅安静、3歳児の母 l マタニティケアラー資格取得 l SNSフォロワー1,000人超え
島根大学医学部附属病院は島根県内にある認可施設です。NIPT検査を受けるのに妊娠週数の制限がないという特徴があります。分娩予約や通院歴が無い妊婦さんでも受診が可能です。
妊娠9週から検査を受けられるので、検査を受けたい方は早めに予約をしておきましょう!
島根大学医学部附属病院について詳しく見ていきましょう!
島根大学医学部附属病院ってどんな病院?
島根県で二か所しかない認可施設のひとつ
島根県の認可施設は島根大学医学部附属病院、松江⾚⼗字病院の二か所しかありません。認定施設でNIPTを受けたい方はどちらかで受検をすることになりますので検査の日程が混み合う可能性もあります。
早めの予約が必須ですね!
13,18,21トリソミーの検査しかできない
島根大学医学部附属病院はNIPTの認定施設のため13、18、21トリソミーを調べる基本検査のみ受けることができます。性別の判定などもできません。
この3つの染色体疾患を持って生まれてくる割合は、染色体異常の全体の3分の2程度です。その他の均衡型転座や不均衡型転座などの染色体異常の検査はできませんので注意しましょう。
カウンセリングに夫婦で行く必要がある
島根大学医学部附属病院では、検査前に必ず夫婦で遺伝カウンセリングを受けなければいけないという条件があります。臨床遺伝診療部があるので、手厚いカウンセリングを受けることができます。
また、検査結果の説明を聞くときも夫婦で行かなければいけません。夫婦そろって病院に数回通う必要があるので、夫婦でスケジュールをしっかり合わせておく必要がありますね。
検査を受けられる条件が厳しい
島根大学医学部附属病院のような認定施設では、NIPTの検査を受けるための条件があります。
- 検査前に夫婦で遺伝カウンセリングを受ける。
- 妊娠8週以上で胎児心拍がある場合に予約ができる。検査は妊娠9週から行うことができる。
- 検査日の時点で胎児心拍が確認できる。
- 検査後の出生児調査に協力する。
- NIPTの検査で異常があった場合、羊水検査で異常があった場合には、分娩後児の状況を出産した病院に問い合わせることがある。
この条件を了承できる方のみNIPTを受けることができます。
また、基本的な対象者の条件は次の通りです。
- 妊娠9週以上の患者さんに限定して行われます。(妊娠週数の上限なし)
- 染色体疾患(21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのいずれか)に罹患した児を妊娠、分娩した既往を持つ女性。
- 胎児が染色体疾患(21トリソミー、18トリソミー、13トリソミーのいずれか)に罹患している可能性の上昇を指摘された場合。
「ただ心配だから受けたい」というだけでは受けられないことがあるので事前にしっかり確認しておきましょう。
島根大学医学部附属病院の総合評価
島根大学医学部附属病院ではNIPT検査を妊娠9週から受けることができるので、少しでも早く受検したいという方におすすめです。
また、週数の上限がないので、悩んでいて週数が進んでしまったという方や、後の方からNIPTの検査の話を聞いた人でも受けることができます。
人口妊娠中絶も視野に入れている方はこちらの妊娠週数については制限がありますので気を付けましょう。
分娩の予約や妊婦健診を受けなくても紹介状があればNIPTを受けられるのもポイントです。
島根大学医学部附属病院の口コミと評判
島根大学医学部附属病院の口コミと評判をチェックしてみましょう!
島根大学医学部附属病院の良い口コミ
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近くの地元病院から紹介で受診しました。
入院もしましたが、隅々まで職員の教育も掃除も行き届いていて素晴らしいです!
婦人科でしたがトップクラスの医療を施しています。
毎週のように金曜日の19時から1階のフロアーでボランティアの音楽会がありアマチュアからプロまで素敵な演奏を披露してくれます🎵
出展:Googleマップ
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高度医療を受けれる病院なので星は5つつけますが、「早く良くなって退院しなくちゃ」と思わせてくれる入院食。
ひもじかったです。
おそらく少ない人員で頑張っている看護師さん。
ナースコールで来てくれないことがあって体制に不安。
命に関わるので、もっと人員を増やしてあげてほしいです。
出展:Googleマップ
島根大学医学部附属病院の悪い口コミ
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不妊治療で産婦人科にかかりましたが非常にレベルが低く、すぐに転院しました。(都内国立病院勤務経験のある看護師です)
1、看護師に検査について質問しても「詳しくないのでわからないです〜」と言い確認せずそのままにされる。
2、卵管造影検査の事前検査で必要な血液検査の項目があったのですが、まだ検査していなかったので「それをしなくても大丈夫ですか?」と事務や看護師さんに相談すると、「一度金崎医師とお話しましょう」となりました。(後略)
出展:Googleマップ
島根大学医学部附属病院の費用は?
島根大学医学部附属病院のNIPTの費用は次のとおりです。
検査項目 | 税込金額 |
---|---|
基本検査 (13,18,21トリソミー) | 約100,000円〜150,000円 |
島根大学医学部附属病院の検査費用は、約100,000円~150,000円程度です。検査前後に必ず受けなければいけない遺伝カウンセリング料は別でかかります。初回が10,000円で、2回目以降は1回5,000円です。
カウンセリングを受ける回数にもよりますが、最低でも15,000円はカウンセリング料が別途かかるということを覚えておきましょう。
島根大学医学部附属病院の結果はいつ分かる?
島根大学医学部附属病院の検査結果は、検査後約2週間後に分かると公式ホームページに記載されています。
検査を受けてから2週間後に予約して、夫婦そろって結果後のカウンセリングを受けて結果を聞かなければいけません。
島根大学医学部附属病院のアクセス
島根大学医学部附属病院のアクセスは次のとおりです。
住所 | アクセス |
---|---|
〒693-8501 島根県出雲市塩冶町89-1 | バス: ・日御碕線、大社線-上塩冶車庫行にて島根大学病院下車 (1番のりば) ・小田線、須佐線-上塩冶車庫行にて島根大学病院下車 (2番のりば) ・根波線-島根医大病院下車 (2番のりば) |
島根大学医学部附属病院に行く場合には、バスを利用しましょう。
また、有料駐車場もあるので車での通院も可能です。
島根大学医学部附属病院はどんな人におすすめ?
島根大学医学部附属病院をおすすめする人としない人をチェックしておきましょう!
島根大学医学部附属病院をおすすめする人
- 条件にあてはまる人
- 9週になったらすぐに検査を受けたい人
- 基本検査だけでいいという人
- 島根県内で認定施設でNIPTを受けたい人
- 夫婦そろってカウンセリングを受けることができる人
NIPTを受けるつもりでいる場合には、早く受けたい!と思いますよね。しかし、妊娠初期の1週間というのはとても長い期間に感じます。
島根大学医学部附属病院では妊娠9週から心拍が確認されていれば受けることができるので早めに受けたい!という方にはピッタリです。
島根大学医学部附属病院をおすすめしない人
- 条件にあてはまらない人
- 性別を知りたい人
- 基本検査以外の検査も受けたい人
- 結果が早く知りたい人
- 夫婦そろって通うのが難しい人
島根大学医学部附属病院は認定施設なので、条件にあてはまらない人は受けられません。また、基本検査しか受けられないので、性別やそのほかの染色体異常を知りたいという方には向いていません。
結果が出るのに2週間かかるので、2週間も待てない!という方は早く結果が出る認可外の施設をおすすめします。
島根大学医学部附属病院のNIPTについてまとめ
島根大学医学部附属病院のNIPTについてまとめました。
- 島根県内でNIPTを受けられる唯一の認可施設
- 夫婦でのカウンセリングが必須
- 条件が厳しい
- 妊娠9週から検査が可能
島根大学医学部附属病院は、 島根県内で唯一NIPTを受けられる認定施設です。その他にも認可外の施設が1つあるだけなので、NIPTを受ける場合には混み合う可能性があります。
NIPTを受けようか悩んでいるという方は、早めに問い合わせをしてみましょう!
いかがでしたか?
今回は島根県にある島根大学医学部附属病院についてご紹介しました。検査項目やサポート体制など何を重視したいのかを考え、検討を進めてくださいね。