
もみじ l 妊娠出産メディア編集長 l 切迫早産で3ヶ月自宅安静、3歳児の母 l マタニティケアラー資格取得 l SNSフォロワー1,000人超え
大分県で受検できる新型出生前診断(NIPT)についてご紹介します。当サイト編集部が行った独自調査によると妊娠した方の約3割が検討しているNIPT。

制度が次々と改正されていることもあり、注目を集めているのが分かりますね。
大分県には新型出生前診断(NIPT)が受検できる施設が4つあります。

- ミネルバクリニック
- ⼤分⼤学医学部附属病院
- ⼤分県⽴病院
- 別府医療センター
についてご紹介しています。

検査費用とサポートの手厚さのバランスがとれているのがミネルバクリニック。
第3世代スーパーNIPTを国内で唯一扱っていることに加え、陽性になった方には全員院長の携帯電話番号をお伝えして24時間連絡がとれるようにしているという手厚さ。
国内トップクラスのクリニックにも関わらず、検査費用は17.6万円(税込)~と良心的です。
相談するなら遺伝専門医!
ミネルバクリニック

第三世代NIPTを提供
第三世代NIPTは、他院で実施している従来のNIPT検査に比べて以下の点で優れています。
- 偽陰性の報告が無い
- 21番染色体(ダウン症候群)・18番染色体(エドワード症候群)の陽性的中率が100%
※2023年8月時点
遺伝に特化したクリニックの強みを生かし、基本検査だけではなく微細欠失検査や100の遺伝子変異の特定など、様々な検査にも対応できるのがミネルバクリニックの特徴と言えるでしょう。
何が不安で何を知りたいのかをよく考え、不安が残らない選択をしていきましょう。
オンラインNIPTの実施
対面での遺伝カウンセリングにこだわらない、という方ではあれば東京のミネルバクリニック施設まで出向く必要がないので非常に良いシステムと言えるでしょう。
遺伝カウンセリング後は採血をする必要がありますが、こちらはお近くの医療機関で対応してくれます。紹介状を発行してくれますので、採血自体もスムーズにいくことが想定されます。遠出が難しい方、上のお子さんがいる方、スケジュールの都合がつけにくい方などにぴったりですね。
住所 | 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階 |
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最寄駅 | 外苑前駅から徒歩1分 |
診療時間 | 10:00~14:00 16:00~20:00 |
休診日 | 火曜・水曜 |
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⼤分⼤学医学部附属病院

NIPT検査費用として79,300円、別途初診料が必要です。NIPT検査前に必須とされている遺伝カウンセリングについては記載がないため別途費用が掛かる場合があります。
⼤分⼤学医学部附属病院の産婦人科
⼤分⼤学医学部附属病院の産科外来は、産科チームによる検診を行っています。妊婦検診には超音波検査を取り入れ、EBMに基づいた診療を行っています。高リスク妊娠にも対応し、放射線科の協力のもと経カテーテル的動脈塞栓術による治療も行っています。
Evidence Based Medicineの略語。医療において科学的なエビデンス(証拠)に基づく医療行為を推奨する考え方・方法論のこと。
出産に不安のある妊婦さんも紹介状なしで受け入れ可能で、分娩室はL.D.Rを導入しています。入院後は産科チームと病棟医による診療が行われ、NICUを完備しています。またドクターヘリが常駐しており、母体搬送にも対応しています。助産師による母親学級も開催しており、快適なマタニティーライフをサポートしています。
大分県のNIPT基幹施設
⼤分⼤学医学部附属病院は大分県の新型出生前診断(NIPT)基幹施設に認定されています。診察は毎週金曜の午後で新患1日5名までという制限があります。検査対象週数は妊娠9~10週以降とされています。
産婦人科に関わる遺伝外来は金曜日の14時~17時に設定されています。染色体疾患に関する相談をはじめ、妊娠に関する内容でも可能です。幅広く不安のある方は検討をしてみてくださいね。
- 藤吉産婦⼈科
⼤分県⽴病院

検査費用は10万4,370円、NIPTが陽性だった場合の羊水検査2万2,000円となっています。個人からの直接予約は受付不可となっていますので患者支援センターへ予約依頼する必要がありそうです。
大分県のNIPT基幹施設
⼤分県⽴病院では新型出生前診断(NIPT)希望者に、遺伝カウンセリング当日に検査は行いません。
検査を受ける方は、
- 初回カウンセリングが木曜
- 検査日となる2回目が火曜
- 結果説明をおこなう3回目が火曜
と曜日が指定されています。予め曜日が指定されているため夫婦で予定を合わせる必要があります。
病院内での連携
胎児に疾患が見つかった場合も、新生児科と小児外科とが連携をはかり、適切な治療法や対処法を提案してくれます。様々な科と連携していると、それぞれの分野のスペシャリストの意見が集まるので不安を解消して出産を迎えることができそうですね。
大分県立病院は総合周産期医療センターに指定されており、年間で500例以上の分娩を行っています。MFICUが6床備え、必要な人に必要な治療が受けられるよう設備も充実している病院です。
別府医療センター

検査費用は約20万~、出生前カウンセリング7,700円(税込)となっています。受付は月~金の12時~15時となっています。
大分県のNIPT基幹施設
別府医療センターでは妊娠9週から16週未満で新型出生前診断(NIPT)の受検が可能です。一般的な医療施設より1週早く検査が受けられるので、早期に検査を希望している人に向いています。NIPT検査について話だけでも聞いてみたいと思う方も出生前カウンセリングを予約していただけます。
遺伝カウンセリングでは検査することを否定したり、強制することはなく中立の立場からアドバイスをし最善の策を探します。また妊婦さんの意思を尊重してくれますので検査を迷っている方は思いの丈をぶつけてみるのもいいかもしれませんね。
別府医療センターは、地域周産期母子医療センターとして、ハイリスク妊婦の救急搬送を受け入れています。またNICUを設備しており早産期にも対応可能の病院です。
新型出生前診断(NIPT)とは

NIPT検査の概要
NIPTとは非侵襲的出生前検査(Non-Invasive Prenatal Testing)の略称で、妊婦の血液検査を用いて胎児の染色体異常や遺伝的疾患のリスクを調べる検査です。
NIPTは胎盤から放出される胎児由来の遺伝子断片を検出し、胎児の染色体異常や遺伝的疾患のリスクを調べます。従来の出生前検査に比べより安全で正確な結果を得られるとされています。過去には35歳以上の高齢妊婦のみに限定されていましたが、現在は認可施設においても年齢制限が撤廃され不安に思う全ての方が検査を受けられるようになっています。

ただ一部の認可施設では独自ルールとして年齢制限が残っている場合があります!
ただしNIPTは陽性反応を示しても、必ずしも胎児に異常が見られるわけではありません。確定診断を得るためには羊水検査や絨毛検査などの侵襲性の高い検査が必要になる場合があります。またNIPTは染色体異常や特定の遺伝的疾患のリスクを調べるものであり、他の健康問題や障害を診断するためには使用できません。
NIPT検査のメリットとデメリット
NIPT検査のメリット
NIPT検査は非侵襲的で正確性が高く、一般に妊娠10週以降から実施可能な出生前検査です。胎児由来の遺伝子断片を検出するため、従来の出生前検査に比べ、偽陰性や偽陽性の可能性が低く、早期に染色体異常や遺伝的疾患のリスクを知ることができます。
NIPT検査のデメリット
一方で、NIPT検査は、高額な費用がかかる場合があり、確定診断を得るためには、より侵襲性の高い検査が必要になる場合があります。また、NIPT検査は、染色体異常や特定の遺伝的疾患のリスクを調べるものであり、他の健康問題や障害を診断するためには使用できません。
しかし覚えておきたいのは、NIPT検査で全てが分かるわけではありません。妊娠初期から定期的な健診を受け、医師の適切な指導のもとで検査を受けることが大切です。
大分のNIPTおすすめクリニックまとめ

今回は大分県で受検可能な新型出生前診断(NIPT)の施設についてご紹介しました。スケジュールに余裕を持って、しっかり比較検討してみてくださいね。

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