もみじ l 妊娠出産メディア編集長 l 切迫早産で3ヶ月自宅安静、3歳児の母 l マタニティケアラー資格取得 l SNSフォロワー1,000人超え
島根県で受検できる新型出生前診断(NIPT)についてご紹介します。当サイト編集部が行った独自調査によると妊娠した方の約3割が検討しているNIPT。
妊娠期間は思っているよりあっという間です。情報収集を積極的に進めて、後悔のないマタニティライフを送ってくださいね。
島根県には新型出生前診断(NIPT)が受検できる施設が4つあります。
- ミネルバクリニック
- 島根⼤学医学部附属病院
- 松江⾚⼗字病院
- ヒロクリニック
についてご紹介しています。
検査費用とサポートの手厚さのバランスがとれているのがミネルバクリニック。
第3世代スーパーNIPTを国内で唯一扱っていることに加え、陽性になった方には全員院長の携帯電話番号をお伝えして24時間連絡がとれるようにしているという手厚さ。
国内トップクラスのクリニックにも関わらず、検査費用は17.6万円(税込)~と良心的です。
相談するなら遺伝専門医!
ミネルバクリニック
ご自宅からカウンセリングできるオンラインNIPT
ミネルバクリニックでは日本全国どこに住んでいても最先端のNIPT検査を受けてほしいとの思いから、オンラインNIPTの体制が整っています。
スーパーNIPT
ミネルバクリニックでは国内で唯一、第三世代スーパーNIPTが受検可能です。
その特徴はなんといっても精度の高さ。
- 偽陰性はゼロ
- 上記に加えて21・18トリソミーは陽性的中率100%
※2024年10月時点
従来よりNIPT検査は精度が高い検査として注目を浴びていましたが、その中でも
スーパーNIPTは格段に精度が向上しています。
これだけ精度が高い検査が母体からの血液検査のみ、しかもローリスクで分かるなんて受検者数が右肩上がりになっている理由もわかりますね。
診療の流れ
- ミネルバクリニックの公式サイトより予約する
- 基本料金をオンライン決済で支払いする
- ビデオ通話を用いたオンライン形式で診察(遺伝カウンセリング)する※基本料金を超えた分についてオンライン決済にて支払う
- 近隣の医療機関で採血してもらう
※キットは紹介状とともに郵送されてきます - 採血後のキットをミネルバクリニックに返送
- マイページから結果を確認
先ほどの流れからも分かるように、遺伝カウンセリング、採血ともにミネルバクリニックに来院する必要がありません。ママはそれでなくとも忙しいですから、嬉しいシステムですね!
検査結果はマイページから確認
Webのマイページ上から検査結果が確認ができます。結果を聞くためだけに忙しい合間を縫って来院する必要がないのは嬉しいですね。
ミネルバクリニックの強みは検査陽性後にも発揮されます。なんと陽性だった方全員に院長の電話番号をお伝えしているんです。
いつでも気になったときに相談ができる。心の支えとしてはこれ以上のことはないかもしれません。
住所 | 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル1号館2階 |
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最寄駅 | 外苑前駅から徒歩1分 |
診療時間 | 10:00~14:00 16:00~20:00 |
休診日 | 火曜・水曜 |
相談するなら遺伝専門医!
島根⼤学医学部附属病院
NIPT検査料は公式HPに掲載がありませんでした。以前は掲載がありましたが削除されたようです。遺伝カウンセリング料は初回が5,500円、2回目以降は1回につき4,400円かかります。
遺伝カウンセリングは完全予約制です。「地域医療連携センター」を通して予約をとる必要があります。遺伝カウンセリング問合せの受付時間は月曜~金曜の14時~17時と指定があります。
島根県のNIPT基幹施設
島根⼤学医学部附属病院は島根県の新型出生前診断(NIPT)認定施設です。県内唯一の特定機能病院で、総合周産期母子医療センターがあるのでハイリスク妊娠の患者さんに対応しています。
分娩予定のない方も受検が可能
島根⼤学医学部附属病院で分娩予定のない妊婦さんも受検が可能です。遺伝カウンセリングが平日毎日実施されているので、予定が合わせづらい方にもおすすめです。また産婦人科では無痛分娩や産後ケア外来もあるので、出産後のお母さんのサポートも対応してくれます。
松江⾚⼗字病院
受付時間や検査費用についての記載はありませんでした予約取得自体は妊娠8週から、検査は妊娠9週から可能です。同院で妊婦検診をしていない方でも検査が可能ですが担当医を通す必要があります。
地域周産期母子医療センターとしての特徴と取り組み
当院は島根県の地域周産期母子医療センターで、産科と小児科を備え、高度な医療行為を行える医療施設です。産科病棟は21床、新生児集中治療管理室は6床あり、早産や妊娠高血圧症候群、多胎、胎児機能不全などのハイリスク妊産婦を受け入れ、安全に出産できるよう病院全体で管理体制を整えています。
また、正常分娩においては希望に沿った出産を目指し、家族の立ち会いやカンガルーケアも行っています。退院後は母乳外来を利用してもらい、各市町村の保健師とも密に連携して、安心して育児に取り組んでもらえるよう支援しています。
島根県のNIPT基幹施設
松江赤十字病院には遺伝相談外来があります。遺伝性疾患に関しての質問はご自身あるいは担当の先生から連絡をすれば対応をしてもらえます。開催日時は毎月第1木曜日の午後1時~3時(1枠1時間)となっており、臨床遺伝専門医が担当してくれるようです。
ヒロクリニック
産婦人科医に相談可能
ヒロクリニックでは日本産科婦人科学会専門医による相談が可能です。ヒロクリニックの大宮駅前院、名古屋駅前院・博多駅前院には、日本産科婦人科学会専門医が担当医としています。
専門医の経験を持つ先生方で、妊娠に関する質問や疑問、どんな些細なことでも気軽にご相談いただけます。また大宮駅前院、名古屋駅前院・博多駅前院以外のヒロクリニックNIPT各院からはオンラインによる質問も可能です。ただし、必ずオンラインで繋げるのか、費用や所要時間についてなど詳細な内容は記載がありません。確認が必要となりそうです。
新型出生前診断(NIPT)とは
NIPTの概要
新型出生前診断(NIPT)は妊娠中の母親の血液中から胎児の染色体異常を検出するための検査です。NIPTは非侵襲的であり母体や胎児に対するリスクが非常に低いため、従来の染色体検査(羊水検査や絨毛検査)よりも安全です。
NIPTは妊娠中の母親の血液中に存在する胎児由来の細胞を分析することによって、胎児の染色体異常を検出します。NIPTは主にダウン症候群やエドワーズ症候群、パトウ症候群などの主要な染色体異常を検出するために使用されます。NIPTは妊娠初期(妊娠10週以降)から行うことができ、多くの場合は結果が2週間以内に得られます。
検査結果がくるまでは誰しもそわそわするもの。結果開示の早さで医療施設選びをするのもおすすめ!
NIPTのメリット
NIPTの利点は非侵襲的であるため、母体や胎児に対するリスクが非常に低いこと、そして精度が高いことです。ただしNIPTは染色体異常以外の遺伝子異常や先天性異常を検出することはできません。また陽性結果を示した場合、必ずしも胎児が染色体異常を持っているわけではなく、確定診断のためには従来の染色体検査が必要です。
NIPTは現在、世界中で広く利用されていますが、各国の法律や規制によってはNIPTの使用が制限されている場合があります。また多くの場合NIPTの費用は高く、保険が適用されないため、高額な検査費用が生じる場合があります。
一方、NIPT検査には以下のデメリットがあります。
NIPTのデメリット
まずNIPTは高い正確性を持つものの、偽陽性や偽陰性の可能性があることが挙げられます。偽陽性とはNIPTが染色体異常があると誤って検出することであり、偽陰性とはNIPTが染色体異常がないと誤って判断することです。
また前述した通り、NIPT検査は確定検査ではなく、可能性を示すスクリーニング検査ということ忘れてはいけません。もし検査で陽性反応が出た場合は改めて追加の検査が必要となります。
NIPTは胎児に染色体異常がある可能性を示唆するため、母親にとっては精神的な負担が大きくなることがあります。そしてNIPTがより精密な情報を提供することによって、中絶の選択をすることが増える可能性があり、その点について倫理的な問題が指摘されています。
島根のNIPTおすすめクリニックまとめ
今回は島根県で受検できる新型出生前診断(NIPT)の施設についてご紹介しました。妊婦でいる期間は非常に短い期間です。ぜひお腹の子に胎児ネームをつけて呼んであげてくださいね。
他県も確認したい方はこちらからチェックできます!